エンタープライズ企業向けの導入ステップ
要件に最適なプランを選択
- Zoho Mail の各プランから、自社の要件に合うプランを選定します。
Zoho Mail のトライアルに使いたいドメインを決定
- 社内で複数のドメインを使用している場合は、検証用または最初にZoho Mail の導入を進めたいドメインでZoho Mail にサインアップします。
ドメイン認証
- ドメイン所有権を認証します。認証方法は複数ありますのでいずれか1つの方法で認証してください。
2,3人のトライアルユーザーを追加して、Zoho Mail を検証
- 検証のため、2,3人のユーザーをZoho Mail アカウントに追加しましょう。
- これらのユーザーにZoho Mail を使ってもらい、メールの送受信ができることを確認します。
- レガシーサーバーとZoho Mail の両方で、トライアルユーザーがメールを受信できるようにするには、Dual Deliverを構成します。
- 一部のユーザーをレガシーサーバーに残し、残りのユーザーがZoho Mail を使う場合は、該当するユーザーをZoho Mail に追加し、Split Deliveryを構成します。
- トライアルにユーザーを追加したくない場合やSplit Deliveryの構成をしたくない場合は、この手順を省略できます。
変更が組織にどのような影響を与えるかを特定
- Zoho Mail プラットフォームを使用して、Zoho Mail への変更がどのような影響をユーザーに与えるのかを特定します。
- すべてのユーザーに展開するときは、課題を修正して、スムーズに移行できるようにします。
トライアル実行後、組織のユーザーをZoho Mail に追加
- Zoho Mail アカウントに対して、ユーザーを手作業で追加するか、.csvファイルを使用してインポートします。
- ユーザーの追加時に、各ユーザーに割り当てる役割を選択します。
- ユーザーをインポートする場合は、.csvファイルの別の列に、割り当てる役割を指定します。
メール配信の構成と残りの設定プロセス
- Zoho Mail 固有MXレコードを追加して、メールが正しく配信されるようにします。
- 残りの設定プロセスを完了します。
以前のメールアカウントのデータを移行
- 利用可能なオプションから移行オプションを選択して、以前のメールアカウントのデータを移行します。
- 選択した移行オプションが連絡先やカレンダーデータの移行をサポートしていない場合は、これらを以前のアカウントからエクスポートし、Zoho Mail にインポートします。
キャッチオールメールアドレスを構成
- ドメイン内に存在しないアドレスに送信されるすべてのメールを受信するよう、メールアドレスを設定します。
グループコミュニケーション用の組織グループを作成
- 組織内の大量コミュニケーション用に、さまざまなレベルのアクセス権を備えたグループを作成します。
- [詳細設定]でグループごとに設定をカスタマイズします。
- グループの作成時に、メールやストリームを有効にするかどうかを選択します。
- また、.csvファイルを使用して、以前のメールプロバイダからグループをインポートします。
メールポリシーを作成して該当するユーザーに適用
- メールポリシーを設定して、組織用のコンプライアンス基準を定義します。
- メールポリシーを該当するユーザーに適用します。
追加のメールアドレスを別名として構成する
- support@companyname.comやsales@companyname.comなど、追加のメールアドレスを別名として既存のメールアドレスに追加します。
メールルーティングの設定
- 外部サービスのアーカイブやメール保持システムを使用している場合は、メールルーティングを構成してください。
メール転送の設定
- 組織内外を問わず、ユーザーのアカウントから別のメールアドレスにメールを転送するには、メール転送を有効にします。
ユーザーにメールボックスの整理方法を案内する
- デジタル署名を構成し、該当するメールアドレスに割り当てます。
- 不在時に自動返信するため不在時自動応答を追加します。
- メールを整理するためにカスタムフォルダーを作成します。
- メールを自動的に処理して分類するためにフィルターを設定します。
- タグやフラグを適用してメールをわかりやすくします。
- 必要なメールを見つけるためにメール検索を使用します。
Zoho Calendarアプリケーションの使い方を案内
- Zoho Calendarの使い方の基本をユーザーに理解してもらいます。
モバイル端末でZoho Mail を設定
- 組織向けのモバイル端末使用ポリシーを作成して、メールポリシーに組み込みます。
- Zoho Mail アカウントをモバイル端末のIMAPアカウントとして、ユーザーに構成してもらいます。
組織のアカウント用に基本的なセキュリティー対策を追加
- 組織の全アカウントのセキュリティーを向上させる場合は、2段階認証を有効にします。
- 必要に応じ、IP制限を設定して、選択したIP範囲のユーザーのみがサインインできるようにします。
メール信頼性保証のために迷惑メール設定をカスタマイズ
- SPF、DKIM、DMARC、DNSBLの各プロトコルでメールが失敗する場合に実行する対策を設定します。
- 組織用のブラックリストとホワイトリストを追加します。
- 隔離リストに載っているメール用の通知を管理し、設定します。
- 組織のニーズに合うように迷惑メールの詳細設定をカスタマイズします。
Zoho Mail で利用可能なモバイルアプリケーションをユーザーに理解してもらう
- Zoho Mail モバイルアプリケーションを使用するようユーザーを促します。
- 管理者はZoho Mail Adminアプリを使用すると、自分のモバイルフォンから管理機能を実行できます。
- OneAuthアプリを使用すれば、TFAプロセスがかんたんになります。